ちえきちぶろぐ

脊損車いすの旦那とのカナダ暮らし

感染症でエマージェンシーへGO!

昨日旦那がまたしても感染症にかかり、抗生物質で熱だけは平熱になったと書いたんですが・・・

翌日の朝起きて、旦那が朝イチのおトイレを済ませようと思ったところ・・・

「なんだ、これ!!」

とベッドから旦那の驚き声が!

 

急いで見に行き、自己導入で管を入れておしっこをしようとした旦那の手元を見てびっくり!

なんと陰茎の先の部分が赤く腫れ上がっていたんです!なんとなくアレルギー反応のような、ハチに刺されて腫れているような感じで、全体じゃなく先から3センチくらいのところがぷっくらしていて、よくみると、陰嚢もほんのり熱を持っているような、腫れているような・・・?

 

今までも何度か尿路感染症にかかっていた旦那ですが、こんな症状は今回が初めて!抗生物質で熱は下がって体も楽そうですが、何せ下半身の感覚がないので、陰茎部分が熱を持ってものすごい痛みが本当はあるとしても旦那本人には全くわからないですし、もしただの感染症じゃなくて何か大変な病気になっていたら大変!ということで急遽、救急病院へ行ってきました。

 

ちょうどイースターの連休中だったので、エマージェンシーもさぞや混み合っているだろうと思い、時間潰しできる本など持参していざ救急病院へ行ってみると・・・

 

いつもいっぱいの駐車場も結構ガラガラ、パーキング代も無料、そしてエマージェンシーの入り口には医療用ガウン・防止・手袋・マスクと完全防備した看護婦さんが一人立っていたました。旦那の車いすを押しながら近づいていくと、看護婦さんからまず状態の確認を建物の入り口でされました。

すっかり失念していたんですが、世間はコロナで大騒ぎの真っ最中!コロナの疑いがある患者さんをできるだけ病院外で識別するための対策なんだそうでした。(市内のもう一つの病院がコロナ対策の病院に指定されています)。

そして付き添いの人は病院へは入れないとのこと!旦那は車いすからベッドの移動もトランスファーボードがあれば一人でできるので、付き添いの必要はなしと判断され、私はいったん自宅に戻ることに。

 

いつもであれば軽く4〜6時間かかるエマージェンシーなので家でゆっくりしていたら、旦那から1時間半くらい後に電話があり、診察が終わったので迎えにきて欲しいとのこと。

後で聞いたら、風邪や熱がある場合などはコロナの疑いありということで、大半の人が別の救急病院へ行っているらしく、旦那が行った方は結構ガラガラだったそうです。

 

結局何の感染だったのかはまだわからないんですが、救急病院のお医者さんから処方してもらった薬を飲んで、今日は腫れもほとんどわからないくらいにひいてました。

 

以前も書きましたが、痛いのや熱い冷たいというのがわからないってのは本当に怖いですよね。痛ければすぐに気がついて病院へ行くところが、感覚がなければ本人の自覚がないまま怪我や病気の状態だけがどんどん悪くなっていくわけですもんね・・・

 

うちはまだ車いす生活一年ちょっとの車いすビギナー夫婦ですが、車いす生活が長い方の感染症にかからないように注意している事など教えていただきたい><  

まだまだ学ぶことがたくさんです!