ちえきちぶろぐ

脊損車いすの旦那とのカナダ暮らし

旦那が屋根から落ちた日(101)公共バス

もう2020年も残すところ後2週間!今年はコロナで本当にいろんな面で大変でしたが、ここカナダでもコロナのワクチン摂取が開始されました。ヘルスケアで働く方や年配の方が優先なので、私みたいな一般ピーぽー(笑)はまだまだですが、これでコロナ騒動が落ち着くといいですね。

さて、我が家の車いす旦那もワクチンの摂取はまだまだですが、マスクをつけて一人でバスに乗ってジムやマッサージに毎週出かけています。

ジムもマッサージ施設もブリティッシュコロンビア州のコロナ予防対策に従って、一度に入れる人数を制限したり、器具やベッドなどをきちんと都度アルコールで拭いて綺麗にしているので、旦那も安心して出かけて行ってます。

自宅から徒歩4分のバス停からバスに乗っても行けるのですが、最近は事前に電話で予約して家まで迎えにきてくれる「ハンディダート」という、障害者の方専用バスを利用しています!

普通の公共バスより小さめですが、何より

1)事前に電話予約すれば、どこにでも迎えにきてくれてどこにでも連れて行ってくれる(市内に限る)

2)料金は通常の公共バスと同額!(片道一律$2.50)

3)迎え場所に着く5分前位に到着しますメッセージが届く

の3点がすごい!!と思うんです!!

 

旦那は週二回行っているジム(車いすユーザー用器具が充実している!)と、週一回のマッサージに行く際に、こちらのハンディダートを利用しています。特に雨が多いこの季節、車いすだとバス停まで例え4分程度でも傘がさせないのでびしょびしょになっちゃうので・・・重宝してます!

 

ハンディダートはバス前方のドアからスロープを使って乗るか、後方のリフトを使って乗るかの二通りで乗車可能です。

バスの運転手さんとアシスタント?の方二人で運行していて、二人で車いすの乗車を手伝ってくれます。

先日我が家の旦那は後方のリフトに乗ってバスに乗り込んで行きました。

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このリフトがウィーンと上がっていくわけです。↓

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はっきりとした乗車人数制限は分かりませんが、ぱっと見、車いすの方が6人くらいは余裕で乗れそうな感じです。

市内のタクシー会社でも車いすオーケーのところはありますが、数が少ないのか何せ予約が取りづらい!それに比べてハンディダートのバスはある程度数があるのか、事前に連絡を忘れなければ、いっぱいで乗れない、ということは今のところないです。もちろん、他の方との乗合なので、10時に始まるジムに行くのに車で10分のところお迎えは8時55分、なんてのはありますが、それを考慮したってすごく便利でありがたいハンディダートバスなのです!!