ちえきちぶろぐ

脊損車いすの旦那とのカナダ暮らし

旦那が屋根から落ちた日(44)

*入院32日目*  この日は朝早くに家を出るため、娘は旦那の家族に学校へ送っていくようにお願いしていきました。

 朝9時半から予定されていたファミリーミーティングに間に合うよう、家を朝5時くらいに出かけました。

病院には9時過ぎに到着、病室で時間まで待つことに・・・その間も看護婦さんが旦那に薬を持ってきてくれたりしていました。

 

時間になったのでミーティングルームに移動して待っていると、担当のお医者さんの他、脊髄専門のお医者さん、血液専門のお医者さん、フィジオセラピストさん(体の機能回復を手伝う理学療法士さん)、オキュペーショナルセラピストさん(心と体の機能両方の回復を手伝う作業療法士さん)の5人が部屋に入ってきました。

 

まずは脊髄専門のお医者さんが、脊髄はどうなっているか、損傷するというのはどういうことかを細かく、骨のモデルを使って詳しく説明してくれました。

 

そして、その後担当のお医者さんが、旦那の手術時のレントゲンを見せてくれながら状況の説明をしていた時、一緒に座っていたセラピストさんが

「〇〇さん(旦那)、大丈夫!!?」

と言うので一斉に旦那の方を見ると・・・

 

なんと顔から大量の汗をかいていて顔色が悪くなっていました。

 

旦那の車いすのすぐ脇に座っていた私は、お医者さんの話に集中しすぎて旦那の様子に気がつかなかったんですが(汗)、反対側に座っていたセラピストさんがいち早く気がついて、看護婦さんが呼ばれました。

 

続きます。