ちえきちぶろぐ

脊損車いすの旦那とのカナダ暮らし

旦那が屋根から落ちた日(41)

*入院29日目*  帰国する姉の便が午後発だったので、この日は朝パッキングをホテルでしてから姉・私・娘で飲茶を食べにいきました。

とりあえずホテルから徒歩で行ける近くの中華レストランに行ってみたのですが、当たりでした!飲茶の注文はマークシート式のメニューで、希望する料理の印をつけてサーバーさんに渡し、その後厨房から熱々の料理が届く、というスタイルで、料理の方もほんっとに美味しかったです!ワゴンに料理を乗せてレストラン内を周るのも料理をみながら選べて楽しいですが、やっぱり熱々が直接テーブルに届くのがいいですね!

 

その後は空港に向かい、再度姉にわざわざ会いに来てくれたお礼を述べ、出国ゲートでお別れしました。ゲートをくぐった後も姉は、見えなくなるまで振り向いて何度も何度も手を振ってくれました・・・姉妹って本当にいいもんだなとしみじみ思いました。

 

姉の出発を見届けてから旦那の待つ病院へ娘と二人で向かいました。午前中にフィジオセラピー(理学療法)を受けていたらしいのですが、その際にセラピストさんに足はもうこれ以上は治らない的なことを言われたそうです。私には直接そうなの?とは聞いてこなかったですし、考え込んだり目に見えて落ち込んでいた訳ではないので、本人がどう捉えていたのかは今もってわからないのですが、きっと頭の中では「これからずっと車いす」なのではないかと悶々としていたのではないかと思います。

 

明日はまた娘の学校があるので、この日は2時間ほど病院で過ごして帰宅しました。

 

続きます。