ちえきちぶろぐ

脊損車いすの旦那とのカナダ暮らし

旦那が屋根から落ちた日(37)

*入院25日目*  朝早くから旦那より何度も電話で「早く病院に来て」コールがありました。

 旦那からリクエストのあったカップラーメンや飲み物などを途中のスーパーで買い物して、病院へは午前10時半ころ到着しました。

 

この日は朝からお腹が張っているとのことであまり機嫌はよくありませんでした。脊髄損傷で下半身が動かないので(本人に告知はまだでしたが)、排尿や排便が自分でできず、特に排便は薬などで出す必要があったのですが、どうもこの日はうまくいかなかったようでお腹が張っていたようです。

 

旦那の調子は決して良くはなかったのですが、せっかく日本から来てくれた姉のために、この日は娘だけ旦那のもとにおいて、姉と二人で街へ観光しにいくことにしました。ダウンタウンに行って観光したり、パブでゆっくりランチしたり・・・久しぶりにゆっくり街を歩く事ができて良い気分転換になりました。

 

4時半頃に病院に戻ると、旦那が夕食は中華レストランからオーダーしたい!というので、以前から旦那が好きだったレストランに料理を注文して、病室にデリバリーしてもらいました。

これも日本では考えられないと思いますが、こちらでは普通に病室にピザやその他料理のデリバリーをしてもらう事が可能です!結構凄くないですか??

日本からきた姉は「カナダってなんでもありだね!笑」と驚いていました!

 

ほかほか中華料理を病室で楽しく食べた後、中華料理ですっかり機嫌の良くなった旦那を置いてホテルに9時頃戻りました。

 

続きます。