ちえきちぶろぐ

脊損車いすの旦那とのカナダ暮らし

旦那が屋根から落ちた日(39)

*入院27日目*  この週末はカナダのロングウィークエンドで(確か4連休だった)病院のスタッフさんもだいぶ少ないようでした。

その為か痛み止めの薬などが時間通りに配られないので、脇腹や背中が痛い旦那はいつもよりややイライラしていました。

 

旦那がいた病院はランドリー施設がなかったので、たまった洗濯物を持って姉と二人で近くのランドロマット(コインランドリー)に洗濯しにいきました。病院から歩いて10分くらいのところで決して遠くはありませんでしたが、身の回りのお世話をしてくれる人がいない入院患者さんは病院にランドリーサービスがない場合相当不便じゃないかなと思いました。

 

その後旦那の車いすを押して病院の外まで散歩に行ってみました。久しぶりに外の空気に触れて、薬が遅れてイライラしていた旦那も機嫌が良くなりました。ただ、病院の周りは坂が多く、車いすに座っている旦那も押している私も車いす初心者なので、坂を上がるのも降りるのも上手くできずちょっとの距離を散歩するのでも一苦労でした。

歩いていると気がつきませんが、歩道も結構凸凹しているし、ひび割れはあるし、なだらかに見えても結構急なスロープだったり・・・ちょっとした段差でも傷にひびくようで、早々に病院に戻りました。

 

この日の夜は病室までピザのデリバリーを頼みました。病室まで持ってきてもらいましたが、配達してくれた人も病院のスタッフも慣れているのか、特に病室までピザを配達してもらっても何も言われませんでした。日本でも出来るんでしょうか・・・?

それはともかく、久しぶりのピザに大満足の旦那は幸せそうでした。

 

続きます。