ちえきちぶろぐ

脊損車いすの旦那とのカナダ暮らし

旦那が屋根から落ちた日(29)

*入院18日目* お昼頃病院へ到着して旦那の病室に入ると、なんと旦那が大きな車いすに座っていました!

よくみる車いすでなく、首の後ろも固定できる大きな背もたれのある車いすでしたが、久々にベッドから出ることができたおかげで、旦那の機嫌はすこぶるよかったです。

車いす初日のこの日は、とりあえず1〜3時間内で座ってみて、辛くなったらすぐにベッドに戻る、ということになっていました。これから徐々に車いすに座る時間を延ばしていくそうです。

コーヒーが飲みたいというので、病院のカフェに行ってラージサイズのコーヒーを購入。病室でみんなでゆっくりしていると、なんと旦那の1番の親友・wがお見舞いに来てくれました!

 

wは高校時代から旦那の親友で、社会人になってもずっと仲の良かった人なんですが、数年前に離婚され、それを機会にカナダ中央部に引越しをしていたんです。電話ではたまにやりとりをしていたようなのですが、お互い仕事であまり行き来ができず、最近はずっと一年に一度会うかどうか、という感じでしたので、突然のお見舞いに照れ隠ししながらも、相当旦那は喜んでいました。

 

旦那の事故については、私が事前に連絡をしていたのでwはとても心配してくれていて遠いところからわざわざお見舞いに来てくれたのでした・・・

 

積もる話もあるだろうし、wは数日こちらに泊まるということだったので、私たちは早々と病院を後にしました。

いつもなら「なんでそんなに早く帰るの?」というところなのに、この日は親友のwと思いっきり内輪の話をしたいのか、帰るねと言っても「OK、じゃぁまた明日ね」と軽く返されました(笑)。

 

でも久しぶりの旦那の本当に嬉しそうな顔を見て、私も嬉しくなりました。

 

続きます。