ちえきちぶろぐ

脊損車いすの旦那とのカナダ暮らし

旦那が屋根から落ちた日(25)

*入院2週間目*  自宅に戻っている間は色々と申請する書類があるので、娘を学校に送ってから迎えにいく3時まで、書類に書き込みしたり電話したり何かと忙しかったです。

 まず朝病院へ電話して、担当の看護婦さんに今日の旦那の様子を確認しました。ちなみにこの頃には、大体何時頃に看護婦さんがシフト替えで忙しいのかわかるようになってきて、その時間帯は外して電話していました。

 

この日の旦那の様子は、

- まだ少し混乱していて、ちょっと暴れる

- 声はだいぶしっかり出るようになってきた

と言うことでした。少しの間だけ、電話も変わってもらって旦那と話すこともできました。

 

その後、まずはサービスカナダというカナダの政府機関へ書類の提出へ。2週間くらいでパスワードが郵送で自宅に届くので、届いたらオンラインで傷害失業保険の申請をするように、と言われました。

今はなんでもオンラインで出来るので便利ですが、2週間ごとにオンラインで申請をしないといけないので忘れないようにカレンダーに記入しました。

 

さらに、久しぶりに日本の親に電話で旦那の様子を伝えました。姉には逐一状況をLINEで連絡していたので、実家にも連絡はある程度入っていたはずですが、改めて旦那がこれからは車いす生活になるだろうと伝えると、父は相当ショックを受けていました・・・

 

まだお医者さんからはっきりこの先どうなるかは聞いていませんでしたが、最初からずっと、下半身が不随になる可能性は相当高いですと聞かされていたので、この頃は車いすになるだろうという事を受け止めたフリをしつつ、でも頭の片隅でまだ奇跡が起こって足が動くようになるのではないかと思っていました。

 

続きます。