ちえきちぶろぐ

脊損車いすの旦那とのカナダ暮らし

旦那が屋根から落ちた日(21)

*入院10日目*  旦那が屋根から落ちてから10日経ちましたが、まだはっきりと回復の兆しがあまり見えず、気持ちは落ち着かないままでした。

 再度病院に電話してこの日の担当看護婦さんに旦那の様子を聞くと、

- 容体に大きな変わりなし

- まだ口から喉を通してチューブが入っている

- 鎮静剤を与えているのでほぼ眠っている

- まだ熱が下がっていない

ということでした。

 

大怪我だったのですぐには回復しないというのは頭ではわかっていたものの、朝起きて病院に電話する前に「もしかしたら今日はいいニュースが聞けるかも」と期待をしてしまうので、容体に変化なしと言われて電話を切った後は余計気分が落ち込みました。

 

また、車のワイバーが壊れて修理するだけの些細なことでも、どこで何をしたら良いのかわからず、改めていかに旦那に頼っていたかを思い知りました。大袈裟なようですが、もっと自分で色々できるようにならなければ!と思った瞬間でした。

結局車のワイパーは、自分でネットで車の型番とワイパーの番号を確認し、カナディアンタイヤというお店で購入して取り替えてもらいました。

 

続きます。