ちえきちぶろぐ

脊損車いすの旦那とのカナダ暮らし

旦那が屋根から落ちた日(20)

*入院9日目*  色々な申請や手続きは面倒くさいとはいえ、やらないとどうにもならないので一つづつ片付けていくことにしました。

まずは傷害失業保険の申請。サービスカナダという、カナダ政府の窓口で申請しました。

病気や怪我のため仕事ができない場合に申請する保険で、旦那の代わりに私が旦那の分を提出することになりました。本人じゃないので、余分な書類も多くて結構大変だった覚えがあります。

申請が通れば、元気な時のお給料の55%ほどが最長15週間(だったと記憶してます)出ることになります。

 

その後は障害者保険(年金)の申請のための書類依頼や、はじめに旦那が運ばれた救急病院のヘルスレコードのコピー入手の依頼をしたりしてあっという間に1日が過ぎていきました。

 

午後遅く病院に電話して看護婦さんに容体を聞きました。この日は

- 容体に変わりなし

- 脊髄へ血液を大量に送る治療はもうすぐストップする予定

- まだ熱がある

ということでした。

 

脊髄への輸血?治療をストップするということは、もうこの先これ以上は回復する見込みがないということなんだろうか・・・看護婦さんに聞いてみましたが、それはお医者さんじゃないとなんともいえませんと言われました。

 

またこの日は旦那が落ちた時に助けてくれたご近所さんにやっとお礼を言いにいく事ができました。本当に、このご近所さんがあの時いなかったらもっともっとひどいことになっていたと思います。その点では運が良かったと思います。

 

続きます。