ちえきちぶろぐ

脊損車いすの旦那とのカナダ暮らし

旦那が屋根から落ちた日(12)

薬でよく眠っている旦那を置いて、一先ず病院を後にしました。

実はこの時、病院がある街の近くに従姉妹が子連れで留学しており、従姉妹が住むアパートに旦那が入院している間いくらでも泊まっていいよ、と言ってくれていたので、ここはもう甘えさせてもらう事にしました。

まさに不幸中の幸いでした!自宅が遠方なので、長引くであろう旦那の入院中ずっとホテル暮らしをするとやはり金銭面で大変なので、本当にこの申し出はありがたかったです。

 

従姉妹の家に着いてから再度手術の結果を連絡するため日本の家族に電話をしました。まず姉に電話をしてお医者さんから聞いた話を伝えると、姉も相当ショックを受けたようでした。旦那のこともそうですが、私のこともかなり心配してくれて電話でたくさん励ましてくれました・・・

はっきりとは言いませんでしたが、私が精神面でやられてしまうのではないかと心配していたようでした。

 

全員に電話するのは大変なので、姉に旦那の様子を家族に連絡してもらうようにお願いして電話を切りました。

 

夜娘を寝かしつけて自分もベッドに横になってから、今起きていることが本当に現実なのか、現実ならこれからどうなるのか、など考え始めて不安になり、なかなか寝つくことができませんでした。

 

続きます。