ちえきちぶろぐ

脊損車いすの旦那とのカナダ暮らし

旦那が屋根から落ちた日(79)

早速病院に着き、エマージェンシーの受付で旦那がどこにいるのか聞いてみると、看護婦さんが旦那のところまで連れて行ってくれました。

病院のベッドに横になっていた旦那はまだ赤い顔をしていましたが、すでに何かの点滴をしてもらっていて、多少なりとも楽になっているようでした。

看護婦さんが何度か様子を見にきてくれた後、お医者さんがきて検査をする旨教えてくれました。「検査結果が出るには何時間かかかるし、旦那さんはとても今夜中に家に帰る事ができる状態じゃないので、奥さんはもう家に帰って良いですよ。」と言われたので、旦那が心配ではありましたが娘も家に置いてきているし、次の日また来ると言い残して自宅に戻りました。

 

早速次の日、娘を学校に送った後病院へ。再度受付で旦那の場所を教えてもらって廊下を歩いていくと、旦那がいるはずのベッド周りにカーテンが・・・

近づいてみるとサインもぶら下がっていて、

「感染注意!入室の際はマスクとガウン着用の事!」

となっていました!

 

近くの看護婦さんに言ってマスクとガウンを貸してもらい、カーテンを潜ってみると旦那はもう大分いつも通りになっていて、体も楽そうでした。

が、この感染について聞いてみると、なんとノロウィルスに感染していた事が判明!!

確かに昨日、旦那が調子悪いと言っていた時、下痢して下着を汚してた・・・

つまり、娘も知らない間にノロウィルスに感染してそれが旦那に・・・

娘はもう元気でしたし、一緒に生活している私も全然元気だったんですが、ノロウィルスだったとは驚きました!

 

結局旦那はこの日の夜に一般病棟に移動し、そちらでもう一泊して自宅に戻ってきましたが、家族の旦那以外の誰か(娘や私)が何か感染する病気になると旦那にも感染して救急車騒ぎになるので、できるだけ体調管理に気をつけて、ウィルスが家の中に入ってくるのをを防がないと行けないなと思いました。なんせ娘が学校に行っているので(今はコロナの影響で家にいますが)、友達からいろいろもらってきますもんね。

 

続きます。