ちえきちぶろぐ

脊損車いすの旦那とのカナダ暮らし

旦那が屋根から落ちた日(68)

旦那が一時帰宅中に、これから家をできるだけバリアフリーにするための改装について少し話をしたのですが、それ以外にも細々とした点で気を付ける&改良すべき点がありました。

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以前にも書きましたが、大きい工事は

・二階に上がる手立て(階段電動椅子、とか)

・二階のお風呂改装

・キッチン

・玄関のスロープ(とりあえずのは出来ているが後々改良が必要)

の4点。

今回の一時帰国で気になった点は

1)リビングのカーペット

別にものすごくふかふかとかいうわけじゃない普通のカーペットなんですが、リビングを通りぬける時にその上を通るのがやはり車いすだとスムーズじゃないんだそうです。まぁ多少なり段差ができるので、通るたびガクンとなるので嫌ということでした。

これは諸事情で片付けてしまうわけにはいかなかったので、できるだけ部屋の端っこに置く様にしました。

2)勝手口の段差

裏の勝手口からポーチに出ることができるんですが、このドアの段差が結構大きかったんです。中からポーチに出る側は段差が2センチほどだったんですが、ポーチから中に入る外側の段差が7センチほど・・・車いすの前輪を持ち上げれば入れるんですが、ドア自体の幅もそんなに広くないので、車いすを持ち上げた後に車輪を手で押し出して中に入るという動作が結構難しかったです。

ここは後日、義理のお兄さんが小さいスロープを作ってくれて解決しました!ありがたい^^

3)家具の配置

とりあえず、家具があると車いすが思ったより動きづらい、というのが正直な旦那の感想でした。例えばソファとテーブルの間が十分幅があるから大丈夫かというと、そこで方向転換したい場合にスペースが十分じゃない、とか車いすの先端にあるフットレストがぶつかる、とかやっぱり広いオープンコンセプトの部屋じゃないと・・・

家具はできるだけ片付けたんですが、どうしても必要な家具はなるべく壁際に置いて、部屋の真ん中に大きなスペースができる様に各部屋家具の配置を変えました。

後、旦那がちょっとした物をおける小さいテーブル!例えばコーヒーとかテレビのリモコンとかお皿とかを置ける様な、低すぎず高すぎず大きすぎないサイドテーブルが欲しいとリクエストがありました。というのも、車いすで移動する時は基本両方の手を使って移動するので、例えばコーヒーのマグなどを持ってると少しの移動も大変(旦那はよく太腿の内側にコーヒーが入ったトラベルマグを挟んで移動しますが、結構な頻度で落としてこぼします。泣)なんですね。

4)冷蔵庫

我が家の冷蔵庫は下が引き出し型の冷凍庫で上が観音開きの冷蔵庫なんですが、冷蔵庫の奥に入っている物や上の棚に置いてある物は、車いすに乗る旦那では全く手が届きませんでした。当たり前のことかと思いますが、車いすに乗っていると手の届く範囲の高さが低くなるだけじゃなくて、手が届く幅も狭くなるんですね。例えば冷蔵庫に車いすを横付けにすればまだ手が届くところも、冷蔵庫に向かって車いすを真正面に配置して体を前倒しにして何か取ろうと思っても全然手が届かない、という・・・

野菜入れの引き出しも、奥に入っている野菜は手が届かない上に見えないらしいです。

流石にまだそんなに古くない冷蔵庫を買い替えするわけにはいかないので、この問題はひとまず旦那が使う様なものは冷蔵庫の前面&下の棚&両ドアのポケットに置く様にしてます・・・が、もっと何かいいアイデアはないかな〜と思ってます。

 

続きます。