ちえきちぶろぐ

脊損車いすの旦那とのカナダ暮らし

リハビリセンターの食事

旦那がいたリハビリセンターでは、次の週の食事について患者さん本人が様々な種類の中から好きなものを選択できるシステムになっていました。

まず週に一度、7枚綴りのプリントが患者さん全員に配られて、その中で好きなものにマルをつけてナースステーションに戻す、という事になっていたんですが、結構選択肢があってびっくりしました!

 

例えば月曜の朝食は、1)チーズスコーン(絶品でした!)かシリアル 2)飲み物はコーヒー、紅茶、緑茶、オレンジジュース、クランベリージュース、ミルク(2%かスキムミルクかも選べた) 3)スクランブルエッグか目玉焼きか、またベーコン付きかソーセージか 4)ヨーグルト(プレーン、イチゴ、ブルーベリーなど) 5)パンにつけるバター、ジャム各種、蜂蜜 6)サラダかフレッシュフルーツか、などから選ぶことが出来た上、いっぱい食べたい時は料理名の脇にx2と書いておくとなんと量が2倍になるという!うちの旦那はよく、ランチとディナーのサラダをx2として2つ食べてました。もちろん、サラダドレッシングも5〜6種類から選ぶことが可能でした。

 

これって日本でも同じような感じなんでしょうか?リハビリセンターだからよほど糖尿とか食事制限しないといけない人でなければ、結構なんでも食べて大丈夫なんですよね、きっと・・・

 

ランチやディナーも同じような感じで選ぶことができたので、ある程度自分の好きなものを食べることができてました。また、食堂に大きい冷蔵庫があり、そこにも患者さんの私物を入れて好きな時に好きなものを食べることも出来ました(しかも親切に患者さんの名前を印刷したネームプレートまで配ってくれて、自分の食べ物には自分の名前を貼っておいておくことができました)。旦那は大きいブリーチーズとアイスクリームをよく買っておいて、小腹が減った時などにパンに挟んでチーズなど食べていたようです。

コーヒーメーカーもあったので、よく旦那にコストコで買ったkカップを差し入れしていました。

 

食事は基本、朝は基本ベッドで各自、平日の昼・夜は各階の食堂にいって食事、週末の昼・夜は一階のカフェテリアで食べるようになっていました。移動したての患者さんはしばらくベッドで朝・昼・夜と食べることも多かったようですが(うちの旦那もしばらくそうでした)、慣れてきたら基本食堂で食べるように、と言われてました。

 

病院よりは自分で選べる分食事的には良いと思ったんですが、旦那はパサパサの食事などが大嫌いだったので、やはり多少作ってから時間が経ってしまう病院での食事はお気に召さないようでした。近くのスーパーで買うパンやスナックは食べていたものの、この頃は体重が相当落ちていたんじゃないかと思います。今でもこの頃の写真をみると、げっそりして今より老けて見える感じでした。退院して今はまたもとに戻りましたけども。