ちえきちぶろぐ

脊損車いすの旦那とのカナダ暮らし

旦那が屋根から落ちた日(81)

元々お腹も出てるんだから、横腹が少しぽっこりする位全然気にならない・・・と思って、実際旦那が退院して自宅に戻っても、しばらく横腹の事は私も(多分)旦那も忘れていたと思います。

自宅に戻ってしばらく経った頃、旦那が脇腹やお腹を抑えてじっと痛みを耐えるように目を瞑ったりする事がしばしば起こるようになりました。

元々、1日4回服用している薬を飲み忘れたり、飲むのが遅くなったりすると、旦那曰く、おへそのあたりでお腹の中がくすぐられているような、なんとも気持ちが悪い感覚がある、と言ってお腹を抑えたりしていたので、実際いつ頃から横腹が痛くなってきたのかはあまりわからないのですが、2ヶ月前くらいから頻繁に「横腹が痛い」と言ってお腹を抑えることが多くなってきました。

 

すぐに地元病院のフィジオセラピストさんに旦那が詳しく症状を伝えてみると、元の場所に戻っていないフローティング・リブが、ずっと車いすに座っている為にお腹を圧迫しているのではないか、というような事を言われたらしいです。

お腹にコルセットを巻くとフローティング・リブが正しい場所に押されるので使うといいのでは、とおすすめされたので早速ヘルスケア専門店で「アドミナル・バインダー」なるお腹用コルセットを購入しました。ただの太めのサポーターのような感じですが、カナダドルで45ドル・・・う〜ん、まぁしょうがない!

購入してすぐに巻いてみると、旦那曰く、楽で痛みも和らぐ!んだそうで、ほっとしました。

 

その後、コロナウィルスが蔓延してしまってロックダウンが始まってしまったので、地元病院のフィジオセラピストさんとオンラインで、脇腹に効くストレッチやエクササイズの仕方を習いました。見てると易しそうですが、真面目に30分もやっていると旦那のおでこにうっすら汗が!運動不足の解消にも良さそうです。

 

コルセットも毎日はつけていないんですが、最近は痛がることも目に見えて少なくなってきました。そのせいか、エクササイズをサボり気味なので困ります・・・

 

続きます。