旦那が屋根から落ちた日(87)
我が家の旦那はもともと料理するのが大好きな人で、脊損で車いす生活になった時もキッチンをいかに車いすでも使えるようにするかは、二階のお風呂&トイレの改装の次に大事なポイントでした。
我が家のキッチンは狭めで、入ったらすぐ右側にストーブ、左側に冷凍冷蔵庫、そして両側の壁に沿ってカウンタースペース、その上部に作りつけの戸棚があります。
うまく説明できませんが、早い話がキッチンの家具などは全て壁沿いにあって、狭いながらも真ん中はぽこっと開いている感じですね。なので車いすで方向転換などは簡単にできます。
でも実際車いすで旦那が色々トライしてみると、
-カウンター上に戸棚の物は、下から1〜2段目の表面近くにあるものしか取れない
-ガス代は使えるが、鍋の中身はそのままでは確認できない
-冷蔵庫は上の方や真ん中あたりでも奥の方のものは取れない
-カウンター下のスペースに置いてある鍋などは、重いものは取るのが一苦労(前屈みになって下から持ち上げる必要があるんですが、旦那は腹筋が使えないので難しいらしい)
などなど・・・
戸棚の中身が取れないと、使いたい調味料や小さいお皿、カップやコップなども取れないので、料理する時は私や娘などアシスタントが必要になります。そして我が家は大きい冷凍庫がランドリールームにあるんですが、ランドリールームは戸棚などがあって旦那の車いすでは入っても冷凍庫のドアを開けて中を確認できません。なのでそちらから何かを取り出す事もできず・・・
ネットなどで車いすフレンドリーのキッチンをみたりすると、やっぱりまずは動きやすく使いやすくするために、カウンターやシンクのしたが空間になっているタイプが多いみたいですね。でもそうすると今までそこに置いていたお鍋やキッチン用具などのしまい場所が問題に・・・みんなどうしているんですか??
お皿やコップを置く戸棚もどうすれば車いすでも快適に使えるのかなと色々見れば見るほどわからなくなります。改装費も結構かかる(うちはとりあえず二階のお風呂の改装が先なので、まだキッチンは改装費の見積もりさえとってない)から何度もするわけにはもちろんいかないし・・・
う〜〜〜〜〜〜ん!?
コロナで家にいる間にさらにリサーチするしかないですね><
続きます。